岩倉市議会 2020-08-26
令和 2年第3回定例会(第 1号 8月26日)
〇出席議員(15名)
1番 梅 村 均
2番 片 岡 健一郎
3番 鬼 頭 博 和
4番 谷 平 敬 子
5番 水 野 忠 三
6番 大 野 慎 治
7番 黒 川 武
8番 宮 川 隆
9番 須 藤 智 子
10番 井 上 真砂美
11番 伊 藤 隆 信
12番 関 戸 郁 文
13番 堀 巌
14番 木 村 冬 樹
15番 桝 谷 規 子
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〇欠席議員(0名)
――
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〇説明のため出席した者
市 長 久保田 桂 朗
副 市 長 小 川 信 彦
教 育 長 長 屋 勝 彦
総 務 部 長 中 村 定 秋
健康福祉部長兼
福祉事務所長 山 北 由美子
建 設 部 長 片 岡 和 浩
消 防 長 柴 田 義 晴
教育こども未来部長 長谷川 忍
行 政 課 長 佐 野 剛
監査委員事務局長 佐 藤 信 次
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〇職務のため出席した
事務局職員
議会事務局長 丹 羽 至
統 括 主 査 寺 澤 顕
○
議会事務局長(丹羽 至君) 御起立ください。
ただいまから令和2年9月第3回
岩倉市議会定例会の開会式を行います。
議長挨拶。
〔議長梅村 均君 登壇〕
○議長(梅村 均君) 皆様、おはようございます。
令和2年9月定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶させていただきます。
本日、皆様方には定刻に御参集いただきまして、誠にありがとうございました。
また、本日の会議の
ドレスコードとしまして、岩倉市制50周年
記念ポロシャツの着用をお願いしましたところ、快く御協力をいただきましたことに重ねて御礼申し上げます。
岩倉市制50周年まで500日を切っておりますが、岩倉市全体が一体となって50周年を迎えられるように、またコロナ禍でありますが、何かこの50周年のPRによって市民の皆様にも夢や希望を持ってもらいたい、まちを活気づけられるように、そんな思いから、議会のほうからも市制50周年の機運が高まるように努めていきたいところでございます。
さて、本定例会では
新型コロナウイルス感染症に対する補正予算や昨年度の決算認定など、重要な議案が提案されようとしています。昨年度の事業を振り返りながら、よりよい事業にという狙いで精査をしていくことはいつもと変わりありませんが、
新型コロナウイルスをきっかけに、新しい生活ですとか新しい働き方というスタイルも考えていかなければいけなくなりました。そんな視点も持ちながら、また一方で限られた財源でありますので、何を優先すべきか、そんなことも考えながら慎重な審議をお願いいたします。
猛暑が続き、まだまだ残暑厳しい日が続くようでありますので、
新型コロナ対策、また熱中症を含めた体調管理には十分御留意いただきますことを申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
議会事務局長(丹羽 至君) 市長挨拶。
〔
市長久保田桂朗君 登壇〕
○市長(
久保田桂朗君) 皆様、おはようございます。
令和2年9月第3回定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げたいと思います。
議員の皆様におかれましては、御多忙の中、御出席いただき誠にありがとうございます。
初めに、去る8月24日に記者会見を行い、来年1月の
岩倉市長選挙に2期目の立候補する旨、表明させていただきましたので御報告を申し上げます。
次に、
新型コロナウイルス感染症につきましては、依然として社会生活に大きな影響を及ぼしております。皆様が楽しみにしておられた秋の行事につきまして、
市民体育祭やふれ愛まつりなど多くの市民の皆様が集まる行事は中止とさせていただきました。一方、作品の展示など、
感染防止対策を施し、実施可能な行事については開催をしてまいりたいと考えております。
愛知県
緊急事態宣言は解除されましたが、自分や家族をはじめ大切な人を守るために、引き続き新しい生活様式は実行していただきますよう市民の皆様に周知するとともに、今定例会の補正予算にも計上いたしましたが、
感染症対策にもしっかりと努めてまいりたいと考えております。
また、連日厳しい暑さが続いており、新しい生活様式の中で
熱中症対策も怠ることのないよう市民の皆様に呼びかけてまいりたいと思います。
さて、今定例会には報告が3件、人事案件が1件、条例関係が2件、補正予算が4件、決算関係が7件、その他3件、合計20件の議案をお願いいたしております。
今議会は決算議会であることから、約1か月にわたる長丁場となりますが、慎重審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての私からの挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
○
議会事務局長(丹羽 至君) これをもちまして開会式を終わります。
御着席ください。
――
―――――――――――――――――――
午前10時06分 開会
○議長(梅村 均君) ただいまの出席議員は15名であります。
したがいまして、定足数に達していますので、議会は成立いたします。
これより令和2年9月第3回
岩倉市議会定例会を開会いたします。
地方自治法第121条の規定に基づき、議案等の説明者として市長等の出席を求めております。
議事は、お手元に配付してあります
議事日程表に従い進めさせていただきます。
なお、さきの6月定例会に引き続き、今定例会におきましても
新型コロナウイルス感染症対策の観点から、質疑、質問、答弁などの発言は簡潔に行っていただくことに努めていただきますよう申し添えます。
――
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(梅村 均君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第76条の規定に基づき、議長において指名いたします。
5番
水野忠三議員、6番
大野慎治議員を指名します。
――
―――――――――――――――――――
◎日程第2 会期の決定
○議長(梅村 均君) 日程第2、令和2年9月第3回
岩倉市議会定例会の会期の決定についてを議題とします。
お諮りいたします。
会期につきましては、
議会運営委員会におきまして審査した結果、お手元に配付いたしました
定例会会期(案)のとおり、本日から9月25日までの31日間とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から9月25日までの31日間とすることに決しました。
――
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◎日程第3 諸般の報告
○議長(梅村 均君) 日程第3、諸般の報告を行います。
議長会等が開催されていますので、その概要を議席に配付し、報告に代えさせていただきます。
――
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◎日程第4 報告第8号から報告第10号までの報告及び質疑
○議長(梅村 均君) 日程第4、報告第8号から報告第10号までを一括議題とします。
報告第8号「令和元
年度岩倉市
健全化判断比率の報告について」の説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(中村定秋君) 報告第8号「令和元
年度岩倉市
健全化判断比率の報告について」説明いたします。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、令和元年度決算における岩倉市の
健全化判断比率を監査委員の意見をつけて報告するものでございます。
1枚おめくりいただき、令和元
年度岩倉市
健全化判断比率報告書を御覧ください。
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率を算定の結果、いずれの会計にも赤字額はなく、赤字比率はございませんので表示をしておりません。
実質公債費比率は4.0%、将来負担比率は26.6%で、いずれも総務省で定めた
早期健全化基準を下回っていることを報告いたします。
なお、令和元年度決算の附属資料であります主要施策の
成果報告書6ページには、過去3年間の算定結果数値を参考として表示しておりますので御参照ください。
以上で、岩倉市
健全化判断比率の報告とさせていただきます。
○議長(梅村 均君) 説明が終わりました。
質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(梅村 均君) これをもって報告第8号を終結します。
続いて、報告第9号「令和元
年度岩倉市
上水道事業資金不足比率の報告について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 報告第9号「令和元
年度岩倉市
上水道事業資金不足比率の報告について」説明をさせていただきます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和元
年度岩倉市
上水道事業資金不足比率について監査委員の意見をつけ、報告をするものでございます。
別紙、岩倉市
上水道事業資金不足比率報告書を御覧ください。
算定結果は
マイナス数値となりましたのでバー表示とさせていただき、令和元
年度岩倉市
上水道事業の
資金不足はなく、良好な状態でございました。
なお、
上水道事業会計決算書13ページに
資金不足比率の算定結果を参考のために括弧書きで示しておりますので、御参照いただきたいと思います。
以上で、令和元
年度岩倉市
上水道事業資金不足比率の報告とさせていただきます。
○議長(梅村 均君) 説明が終わりました。
質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(梅村 均君) これをもって報告第9号を終結します。
続いて、報告第10号「令和元
年度岩倉市
公共下水道事業資金不足比率の報告について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 報告第10号「令和元
年度岩倉市
公共下水道事業資金不足比率の報告について」説明させていただきます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和元
年度岩倉市
公共下水道事業資金不足比率について監査委員の意見をつけ、報告をするものでございます。
別紙、岩倉市
公共下水道事業資金不足比率報告書を御覧ください。
算定結果は
マイナス数値となりましたのでバー表示とさせていただき、令和元
年度岩倉市
公共下水道事業の
資金不足はなく、良好な状態でございました。
なお、
公共下水道事業会計決算書12ページに、
資金不足比率の算定結果を参考のために括弧書きで示しておりますので、御参照いただきたいと思います。
以上で、令和元
年度岩倉市
公共下水道事業資金不足比率の報告とさせていただきます。
○議長(梅村 均君) 説明が終わりました。
質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(梅村 均君) これをもって報告第10号を終結します。
――
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◎日程第5 議案第72号の上程、
提案説明(議案精読)、質疑、討論及び採決
○議長(梅村 均君) 日程第5、議案第72号「岩倉市
教育委員会教育長の選任について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長、登壇してください。
〔
市長久保田桂朗君 登壇〕
○市長(
久保田桂朗君) 議案第72号につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
議案第72号「岩倉市
教育委員会教育長の選任について」につきましては、現在教育長の長屋勝彦氏が令和2年9月30日をもって辞職しますので、新たに江南市在住の野木森 広氏を選任するため、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
参考資料といたしまして、略歴を添付しましたので御参照いただきたいと思います。
よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(梅村 均君) 説明が終わりました。
お諮りいたします。
議案精読の間、休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。
よって、休憩いたします。
午前10時14分 休憩
――
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午前10時25分 再開
○議長(梅村 均君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第72号「岩倉市
教育委員会教育長の選任について」の審議に入ります。
質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
○議長(梅村 均君) これをもって議案第72号の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本案については、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(梅村 均君) 御異議なしと認めます。
これより議案第72号を採決いたします。
本案について、原案のとおり同意することに賛成の議員の挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
○議長(梅村 均君) 挙手全員であります。
よって、議案第72号は原案のとおり同意することに決しました。
長屋教育長におかれましては、これまで岩倉市の教育に対し多大なる御尽力をいただきましたことに、議会を代表して心から感謝申し上げます。
――
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◎日程第6 議案第73号から議案第88号までの上程及び
提案説明
○議長(梅村 均君) 日程第6、議案第73号から議案第88号までを一括議題といたします。
議案第73号「岩倉市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」の説明を求めます。
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) 議案第73号「岩倉市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を説明いたします。
提案理由は、平成26年9月5日
付家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の運用上の取扱いについての一部改正についてが、令和2年7月1日
付厚生労働省子ども家庭局長より通知されました。
この間の基準の一部
改正省令等を網羅した内容でございますが、
小規模保育事業所または
事業所内保育事業で4階以上に保育室等を設置する場合の設備の基準について、引用する
建築基準法施行令に合わせるよう所要の改正を行うものです。
改正の内容は、
小規模保育事業所A型について規定しています第28条及び
事業所内保育事業について規定しています第43条の第7号イの表、4階以上の階の項中、避難用の屋内階段のただし書中、「外気に向かって開くことのできる窓若しくは排煙設備(同条第3項第1号に規定する
国土交通大臣が定めた構造方法を用いるものその他有効に排煙することができると認められるものに限る。)を有する付室」を「付室(階段室が同条第3項第2号に規定する構造を有する場合を除き、同号に規定する構造を有するものに限る。)」に、また「同項第2号、第3号及び第9号」を「同項第3号、第4号及び第10号」に改めるものでございます。
附則としまして、公布の日から施行するものとしています。
説明は以上です。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第74号「岩倉市
遺児手当支給条例等の一部改正について」の説明を求めます。
教育こども未来部長。
○
教育こども未来部長(長谷川 忍君) 議案第74号「岩倉市
遺児手当支給条例等の一部改正について」を説明いたします。
提案理由については、災害その他やむを得ない理由により遺児手当の受給資格の認定の申請ができなかった場合における支給開始の特例を規定することを内容とする愛知県
遺児手当支給規則の一部を改正する規則が近く施行される予定であります。
本市の遺児手当の申請等については、愛知県遺児手当と同様の取扱いとしていることもありまして、所要の改正を行うものでございます。
改正の内容は、2条建てになっています。
第1条による岩倉市
遺児手当支給条例の一部改正については、手当の額及び支給方法を規定する条例第5条の第2項中の「終る」の送り仮名を改め、第3項を第4項とし、第3項として「3
受給資格者が災害その他やむを得ない理由により前条の規定による認定の申請をすることができなかった場合において、その理由がやんだ後15日以内にその申請をしたときは、手当の支給は、前項の規定にかかわらず、
受給資格者がやむを得ない理由により認定の申請をすることができなくなった日の属する月から始める。」を追加するものです。
第2条では、手当の支給月を年3回から6回に変更することとしました平成31年3月27日施行の岩倉市
遺児手当支給条例の一部を改正する条例の一部を改正するもので、条例附則第1項のただし書、第2項、第3項中「平成31年」を「令和元年」に改めるものです。
附則としまして、第1項で施行期日として公布の日から施行するものとし、第2項、第3項では改正後の第5条第3項の規定は、この条例の施行の日以後に生じた災害その他やむを得ない理由により遺児手当の受給資格の認定の申請をできなかった場合について適用します。ただし、
新型コロナウイルス感染症の発生または蔓延に起因するやむを得ない理由で、令和2年4月10日からこの条例の施行日の前日までの間に生じたものにより認定の申請ができなかった場合については、改正後の条例第5条第3項の規定を適用する。この場合において、その理由がやんだ日が改正条例の施行日の前である場合には、施行日の翌日から起算して15日を経過する日までに認定の申請が行われた場合は、認定の申請をすることができなかった日の属する月から始めると経過措置を定めるものです。
説明は以上です。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第75号「令和2
年度岩倉市
一般会計補正予算(第6号)」の説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(中村定秋君) 議案第75号「令和2
年度岩倉市
一般会計補正予算(第6号)」について説明いたします。
今回の補正予算は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,825万3,000円を追加し、総額を218億3,213万5,000円とし、併せて継続費の設定をお願いするものです。
内容につきまして、11、12ページの歳出から説明をいたします。
款2総務費、項1
総務管理費、目14
情報化管理費、事業名、
電子情報システム維持管理事業3,243万3,000円は、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止対策として、庁内の
行政情報系ネットワークで運用している
文書管理システムや
グループウェア等を利用して行う業務を、
セキュリティー対策を踏まえた上で庁外で運用することができるテレワークシステムの環境を整備するため、
通信回線使用料、
情報処理業務等委託料及び
情報機器等賃借料を増額するものです。
目15
防災対策費、事業名、
防災対策費は、6月定例会で
新型コロナウイルス感染症対策として避難所で使用する
備品購入費や
宅配ボックスの設置に対する補助金を計上しましたが、今回、国の第2次補正予算にて交付されます
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当することで財源振替をするものです。
目17
協働推進費、事業名、ふれ
愛タクシー事業28万7,000円は、ふれ
愛タクシー事業が令和元年10月の運行開始から1年が経過し、その効果を中部大学と共同で調査分析をするに当たり、登録者を対象に
アンケート調査を実施するための郵送料を計上するものです。
項2徴税費、目3徴収費、事業名、徴収費23万1,000円は、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止対策として
コンビニ収納を実施している市税等について、
スマートフォン決済を導入するため
現行システムの
改修業務委託料を計上するものです。
項3
戸籍住民基本台帳費、目1
戸籍住民基本台帳費、事業名、
事務管理費341万円は、
デジタル手続法の改正に伴い
国外転出者の
マイナンバーカード等の利用の実現を図るため、戸籍の
附票システムとの連携を構築するための
住民基本台帳システムに係る
改修業務委託料を計上するものです。
項4選挙費、目3
選挙執行費、事業名、
岩倉市長選挙費86万6,000円は、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止対策として、投票人の整理、
備品消毒作業等を実施するため、期日前投票所に1日当たり2人の
会計年度任用職員を、投票日当日の各投票所に正規職員1人と
会計年度任用職員1人を増員することに伴う報酬及び時間外手当を、また
消毒用アルコールやマスク等を購入するため消耗品費を増額するものです。
款3民生費、項1
社会福祉費、目6
心身障害者福祉費、事業名、
地域生活支援事業は、6月定例会で
就労継続支援B型事業所等に対して工賃相当を助成するための補助金を計上しましたが、
臨時交付金を充当することで財源振替を行うものです。
項2
児童福祉費、目2保育園費、事業名、
保育園施設管理費160万円は、
中部保育園の2階廊下の手洗い場、
東部保育園の
調理室排水溝、
下寺保育園の2階換気用窓に経年劣化による損傷があることや、
一般修繕料に不足が見込まれるため、修繕料を増額するものです。
13、14ページをお願いします。
項3
生活保護費、目1
生活保護総務費、事業名、
事務管理費66万円は、国の
生活保護業務データシステムの改修に併せて
生活保護システムの改修を行う必要があるため、委託料を計上するものです。
款4衛生費、項1
保健衛生費、目2保健費、事業名、
母子保健対策事業109万4,000円は、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止対策を講じた
乳幼児健康診査とするため、健診回数を年48回から78回に増やして実施するための報酬及び謝礼を増額するものです。
項3上水道費、目1上水道費、事業名、
上水道事業会計繰出金400万円は、5月臨時会で議決されました水道料金の基本料金2期分の免除について、当初より見込額が大きいことから一般会計の繰出金を増額するものです。
款5
農林水産業費、項1農業費、目7農地費、事業名、
用排水路改修事業370万円は、用排水路の壁や目地、蓋、スクリーン等が一部破損しているため、7か所分の修繕料を増額するものです。
款6商工費、項1商工費、目2商工振興費、事業名、
新型コロナウイルス感染症対策プレミアム商品券発行事業は、6月定例会の補正予算で計上した事業に
臨時交付金を充当することで財源振替を行うものです。
款7土木費、項2道路橋梁費、目1道路維持費、事業名、道路維持費450万円は、道路舗装に係る4か所分の修繕料を増額するものです。
目2道路新設改良費、事業名、舗装側溝4,490万円は、舗装側溝に係る5路線分の工事費を増額するものです。
款9教育費、項2小学校費、目1学校管理費、事業名、小学校施設管理費526万4,000円は、次の15、16ページの上段に記載しております
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、6月定例会で議決された小学校のトイレ清掃をはじめ、施設消毒等の外部委託を本年12月まで延長するための委託料を増額するものでございます。
次の事業名、小学校管理運営費は、6月定例会で
新型コロナウイルス感染症対策として消耗品費や
備品購入費を計上しましたが、ふるさとづくり基金からの繰入金を充当することで財源振替を行うものです。
目2教育振興費、事業名、教育振興費64万9,000円は、五条川小学校のグラウンドに設置してあるバスケットゴール2基に経年劣化による損傷があり、更新の必要があるため、
備品購入費を増額するのでございます。
次の事業名、コンピューター維持管理事業は、6月定例会で国のGIGAスクール構想の実現に向け、児童1人1台端末及び家庭学習通信機器等を整備するため保守委託料及び
備品購入費を計上しましたが、
臨時交付金を充当することで財源振替をするものでございます。
項3中学校費、目1学校管理費、事業名、中学校施設管理費421万1,000円は、小学校費と同様、中学校のトイレ清掃等委託料を増額するものでございます。
次の事業名、中学校管理運営費は、
新型コロナウイルス感染症対策に係る消耗品費や
備品購入費に対して、ふるさとづくり基金からの繰入金を充当することで財源振替を行うものでございます。
次の事業名、中学校施設改良費1,044万8,000円は、南部中学校南館の屋上防水シートが劣化し、校舎内西側トイレ天井部の一部に雨漏りが生じているため、屋上防水改修工事を実施するための設計委託料を計上するもの、また岩倉中学校プール内の防水シートが収縮し、浮きや亀裂が発生しているため、設計委託料や改修工事費を計上するものでございます。
目2教育振興費、事業名、教育振興費は、小学校費と同様、6月定例会で市内中学校に通う全生徒に対して学校給食費を免除するための負担金を計上しましたが、
臨時交付金を充当することで財源振替を行うものです。
次の事業名、コンピューター維持管理事業は、小学校費と同様、生徒1人1台端末及び家庭学習通信機器等の整備に対して
臨時交付金を充当することで財源振替をするものです。
続きまして、9、10ページの歳入について説明させていただきます。
款14国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節1総務費補助金3億4,121万5,000円は、
住民基本台帳システム改修業務委託料への10分の10補助となる341万円と、6月定例会及び今回の9月定例会で計上しております本市における
新型コロナウイルス感染症対策事業に対し、国の第2次補正予算で交付される
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3億3,780万5,000円を計上するものです。
目2民生費国庫補助金、節3
生活保護費補助金33万円は、
生活保護システムの改修委託料へ2分の1補助を計上するものです。
款18繰入金、項1繰入金、目1繰入金、節1基金繰入金261万円は、
新型コロナウイルス感染症対応分として4月下旬から7月末までに受け付たふるさといわくら応援寄附金を、6月定例会で計上した小・中学校の管理運営費に充当するものでございます。
次の節2特別会計繰入金3,083万2,000円は、令和元年度決算の確定により介護保険特別会計から歳入超過分を繰り入れるものでございます。
款19繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金2億6,157万1,000円の減額は、今回の補正の財源調整として減額をするものでございます。
款20諸収入、項5雑入、目3雑入、節3民生費雑入483万7,000円は、令和元年度の後期高齢者療養給付費負担金の確定により精算金が生じることとなったなったため受け入れるものでございます。
次に、3ページをお願いします。
表2、継続費は、款9教育費、項3中学校費、事業名、中学校施設改良費の岩倉中学校プール改修工事について、令和2、3年度の継続事業とするもので、総額年割額を定めております。
なお、今回の補正により変更となる給与費明細書は17ページから19ページまでに記載しておりますので御参照ください。
以上で、令和2
年度岩倉市
一般会計補正予算(第6号)の説明といたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第76号「令和2
年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第1号)」の説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(中村定秋君) 議案第76号「令和2
年度岩倉市土地取得特別会計補正予算(第1号)」について説明いたします。
今回の補正予算は、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ880万円を追加し、総額を1,886万3,000円とするものでございます。
最初に7、8ページの歳入について説明をいたします。
款1財産収入、項2財産売払収入、目1土地売払収入、節1土地売払収入880万円は、土地開発基金が保有する野寄町西海道1番の土地を入札により売却したことによる収入でございます。
続きまして9、10ページ、歳出について説明いたします。
款2土地開発基金費、項1土地開発基金費、目1土地開発基金費、節27繰出金、土地開発基金積立金880万円は、土地開発基金が保有する土地を売却した収入を基金に積み立てるものでございます。
以上で、土地取得特別会計補正予算の説明といたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第77号「令和2
年度岩倉市介護保険特別会計補正予算(第1号)」の説明を求めます。
健康福祉部長。
○
健康福祉部長兼
福祉事務所長(山北由美子君) 議案第77号「令和2
年度岩倉市介護保険特別会計補正予算(第1号)」につきまして御説明申し上げます。
提案理由といたしましては、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,342万2,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億274万2,000円とさせていただくものです。
その内容につきましては、前年度の決算額の確定に伴うものでございます。
それでは、歳出から御説明させていただきますので、9ページをお願いいたします。
款5基金積立金、項1基金積立金、目1基金積立金、節24積立金の1億2,699万8,000円につきましては、前年度剰余金を介護給付費準備基金へ積み立てるため積立金を計上するものです。
款6諸支出金、項1償還金及び還付金、目2償還金、節22償還金
利子及び割引料の3,559万2,000円につきましては、国庫負担金等償還金として前年度決算に係る歳入超過分を国・県に返還するため償還金を計上するものです。
同じく、款6諸支出金、項2繰出金、目1一般会計繰出金、節27繰出金の3,083万2,000円につきましては、前年度決算に係る歳入超過分を一般会計に繰り出すため繰出金を計上するものです。
続きまして、歳入の御説明をさせていただきますので、7ページをお願いいたします。
款9繰越金、項1繰越金、目1繰越金、節1前年度繰越金につきましては、前年度の決算額の確定に伴う1億9,342万2,000円を計上するものでございます。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第78号「令和2
年度岩倉市
上水道事業会計補正予算(第2号)」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 議案第78号「令和2
年度岩倉市
上水道事業会計補正予算(第2号)」について説明をさせていただきます。
今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症対策として実施をしております水道料金の基本料金の免除について、5月臨時会で議決されました補正予算額を上回る減免額となる見込みから、水道料金の予算に不足が生じるため減額をし、その補填分を一般会計から受け入れるため補正をお願いをするものです。
内容につきましては、議案の第2条、収益的収入の補正として、第1款水道事業収益、第1項営業収益を400万円減額し、第3項特別利益で400万円を増額するものです。
項目別の内訳につきましては、
上水道事業会計予算の7ページをお願いいたします。
7ページの補正予算(第2号)実施計画明細書で説明をさせていただきます。
収益的収入の款1水道事業収益、項1営業収益、目1給水収益、節1水道料金を400万円減額をし、その減額分を一般会計から受け入れるため項3特別利益、目3節1その他特別利益で400万円を増額するものでございます。
この補正予算に関する事項別の内訳につきましては、1ページの補正予算(第2号)実施計画以降、資料を添付させていただいておりますので御参照をいただきたいと思います。
説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第79号「令和元
年度岩倉市一般会計歳入歳出決算認定について」から議案第83号「令和元
年度岩倉市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について」までを一括し、説明を求めます。
説明は令和元年度決算に係る主要施策の
成果報告書を中心に求めます。
副市長。
○副市長(小川信彦君) それでは、議案第79号から第83号まで一括して御説明申し上げます。
令和元年度主要施策の
成果報告書を御覧ください。
令和元
年度岩倉市一般会計並びに特別会計の決算を認定に付すに当たり、主要施策の成果について
地方自治法第233条第5項の規定により報告させていただきます。
なお、報告につきましては簡潔な内容とするため、決算総括のみの説明とさせていただきますので、御了承いただきますようお願いいたします。
それでは、1ページをお願いいたします。
第1.決算総括でございます。
本市における令和元年度の一般会計に係る歳入決算は、個人市民税及び法人市民税が減収となりましたが、固定資産税、都市計画税、軽自動車税が増収となったため、市税全体では増収となりました。
その他の自主財源については、基金からの繰越金、諸収入、使用料及び手数料が減額となりましたが、繰越金、寄附金、分担金及び負担金が増となったため増額となりました。
また、依存財源については地方消費税交付金や自動車取得税交付金が減額となりましたが、国・県支出金、地方交付税、地方特例交付金、市債が増となったため増額となりました。
なお、市債は発行額が元金の償還額を下回り、残額を減らすことができました。
平成31年4月1日から公営企業会計に移行した
公共下水道事業についても、下水道事業債の発行額が元金の償還額を下回り、残高は減少しています。
歳出決算の特徴は、12ページ以降の予算事業ごとに報告していますが、ここでは第4次岩倉市総合計画の6つの基本目標に沿って新たに取り組んだ事業や主要事業を中心にまとめました。
1つ目の柱である「安心していきいきと暮らせるまち」では、五条川健幸ロードでの様々な健幸増進事業を実施するとともに、健幸づくり推進委員会を設置し、健幸づくり条例を制定しました。
新たな取組として、産後ケア事業や骨髄提供者等助成事業を開始し、また風疹の追加対策を実施しました。
高齢者福祉では、認知症施策の一環として認知症高齢者等個人賠償責任保険に加入し、また介護予防を目的としたシルバーリハビリ体操にも取り組みました。
子育て支援では、市内の学校法人が
小規模保育事業所を開設するための費用の一部を補助しました。
2つ目の柱である「自然と調和した安全でうるおいのあるまち」では、旧学校給食センター跡地の公園の名称を公募により「夢さくら公園」に決定し、詳細設計を実施しました。
また、引き続き石仏スポーツ広場南側の用地買収を進めました。
環境保全では、雑がみ回収袋を全戸に配付するとともに、2ページに移りますが、ごみ分別アプリを導入しました。
防災では、移動系防災行政無線をデジタル化するための整備工事を開始しましたが、台風の影響により令和2年度へ繰り越しました。
消防、救急では、計画的に防火水槽の簡易耐震化を実施するとともに、消防ポンプ自動車を更新しました。
3つ目の柱である「豊かな心を育み人が輝くまち」では、川井野寄地区での企業誘致関連事業に伴い、9月から下田南遺跡の発掘調査を開始しました。
学校教育では、スクールソーシャルワーカーを学校教育課に配置し、また小・中学校の空調設備の設置については2学期から運用を開始することができました。
国のGIGAスクール構想の実現に向けては、全小・中学校における校内LAN構築工事を実施するため3月補正で予算計上し、事業費全額を令和2年度へ繰り越しました。
計画的に進めている学校施設の改修では、岩倉中学校の南館に引き続き北館の給排水衛生設備等の改修工事を行い、また岩倉南小学校の本館の大規模改修の設計を実施するとともに、工事については国の学校施設環境改善交付金の追加交付決定を受け、3月補正で予算計上し、事業費全額を令和2年度に繰り越しました。
さらに、岩倉北小学校の屋内運動場等複合施設の整備に向け基本設計をまとめました。
学校給食では、配膳業務についても委託しました。
4つ目の柱である「快適で利便性の高い魅力あるまち」では、名鉄石仏駅の東側改札口の整備について、負担金の一部を令和2年度へ繰り越しましたが、周辺道路の整備に向けては詳細設計が完了しました。
都市計画道路岩倉西春線は、修正設計及び道路改良工事を実施し、また都市計画道路桜通線は引き続き用地買収及び物件移転補償等を実施するとともに、これまでの買収地を有効活用し、チャンバラ合戦のイベントを開催しました。
3ページに移ります。
上水道では、引き続き基幹管路の耐震化を進めるとともに、下水道の整備では本町、中本町、大地町地区の一部を供用開始し、下水道普及率は69.6%となりました。
5つ目の柱である「地域資源を生かした活力あふれるまち」では、川井野寄地区での地区計画を策定するとともに、開発予定区域までの排水管布設工事の詳細設計を実施しました。
商業振興では、中小企業、小規模企業の振興に取り組むことができる環境を整えるため、検討委員会を開催し、中小企業・小規模企業振興基本条例を制定しました。
桜まつりのメイン会場となる尾北自然歩道お祭り広場では、排水対策工事を実施しました。
シティプロモーション事業では、プロモーション動画を作成し、公共施設やイベント等で放送したほか、ユーチューブでも配信を行いました。また、サウンドロゴも併せて制作し、市民参加によりZIP−FM番組内で放送したほか、ホームページで公開しました。
6つ目の柱である「市民とともに歩む ひらかれたまち」では、本市オリジナルの婚姻届、出生届、記念写真撮影用のバックボードを製作しました。
第5次岩倉市総合計画の策定作業では、総合計画審議会を設置するとともに、関係団体へのヒアリングやまちづくり会議など多くの市民に参加いただき、基本構想の骨子案等について議論しました。
また、令和3年12月1日に市制50周年という大きな節目を迎えるに当たり、市制50周年記念事業基本方針を策定し、その1,000日前となる日から周知を始め、ロゴ及びキャッチフレーズの決定などに取り組みました。
組織・機構の見直しでは、危機管理課と協働推進課の一部を統合し、協働安全課を設置するとともに、グループの細分化を行いました。
4ページをお願いします。
財政運営については、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化指標は、各指標とも財政の健全性を示す判断基準の適正範囲内でありました。
実質公債費比率は、平成30年度と比較すると地方債の元利償還金や公営企業債等に係る準元利償還金が増加したため、0.5ポイント比率が増加し4.0%になりました。
また、将来負担比率は公営企業債や小牧岩倉衛生組合等に係る将来負担額が減少したため、0.4ポイント比率が減少し、26.6%になりました。
その他の主な財政指標である経常収支比率は、物件費、扶助費、公債費、人件費等充当額が増加しましたが、それ以上に経常一般財源が増加したため1.3ポイント比率が減少し、86.8%となりました。
財政力指数(単年度)は、0.02ポイント比率が減少し、0.81となりました。
上水道事業及び公営下水道事業については、
資金不足比率を算定した結果、
資金不足は生じませんでした。
今後は、
新型コロナウイルス感染症の影響による税収等の減少などや社会保障事業費の増加する中で、大型事業で多額の事業費を要する事業や用地買収等を引き続き実施していく必要があり、さらには公共施設再配置計画や公共施設長寿命化計画の推進に向けても経費の増加が見込まれます。
こうした状況において、事業の選択と集中による徹底的な見直しを行い、健全な財政を堅持しながら、将来世代へつなぐための事業にも積極的に努めていくことが必要であるとしております。
以上が決算総括となります。
これ以降、各会計ごとに決算状況を記載しておりますので、御参照くださるようお願いいたします。以上でございます。
○議長(梅村 均君) 暫時休憩します。
午前11時04分 休憩
――
―――――――――――――――――――
午前11時04分 再開
○議長(梅村 均君) 休憩を閉じて再開します。
続いて、議案第84号「令和元
年度岩倉市
上水道事業会計決算認定について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 議案第84号「令和元
年度岩倉市
上水道事業会計決算認定について」説明をさせていただきます。
上水道事業会計の決算書をお願いいたします。
地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定を求めるものでございます。
決算書の12ページをお願いいたします。
令和元年度の概況、総括事項を取りまとめております。
アの業務について、給水人口は4万7,938人で、前年度比較156人増加し、給水戸数は2万2,576戸で244戸の増加となりました。
年間の総配水量は537万7,458立方メートルで、前年度比較3,707立方メートルの減となりました。
次に、イの経営について、
上水道事業会計予算の第3条に規定をしています収益的収入及び支出の決算額は、税込み処理方式で収入総額7億5,263万2,795円に対し、支出総額は6億7,765万3,158円でありました。この決算額を、公営企業会計としての税抜き処理方式で決算を行いますと、収支差引5,515万8,266円が当年度の純利益となります。
次に、
上水道事業会計予算の第4条に規定します資本的収入及び支出では、税込み処理方式で収入総額9,956万879円に対し、支出総額は3億6,905万4,633円でありました。収支差引で不足する額2億6,949万3,754円につきましては、過年度及び当年度分損益勘定留保資金と当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填をさせていただきました。
居所不明者等に係る水道料金、66万2,680円を不納欠損処理させていただきました。
また、財政健全化指標の資本不足比率はマイナスの97.1%であり、昨年度に引き続き
資金不足は生じておりません。
次に、ウの建設事業につきましては、管路耐震化計画を基に平成26年度から配水基幹管路の布設替工事を着手しておりますが、令和元年度は3件延長で1,236.6メートル実施をいたしました。
第4期の配水管整備事業に係る工事は2件で、配管延長として441.9メートル整備を行いました。
基幹管路の耐震化率は3.9ポイント上昇し、42.7%となり、管路全体では0.9ポイント増の34.7%となりました。
管路以外の施設整備では、2か年事業の1年目として岩倉市配水場の受変電設備改修工事を行いました。
以上が令和元年度の概況となります。
次に、13ページには、さきの報告第9号で説明をいたしました
資金不足比率の状況、14ページからは建設工事の概要、18ページに業務量、19、20ページに水道事業の収益と費用の決算額を、前年度決算額と比較増減も併せて記載をさせていただいております。
決算に係る財務諸表は、1ページから10ページにそれぞれまとめて載せさせていただいておりますので、御参照をいただきたいと思います。
以上で、
上水道事業会計決算認定の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第85号「令和元
年度岩倉市
公共下水道事業会計決算認定について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 議案第85号「令和元
年度岩倉市
公共下水道事業会計決算認定について」説明をさせていただきます。
公共下水道事業会計の決算書をお願いいたします。
公共上下水道事業は、令和元年度から公営企業会計に移行いたしました。そのため、
上水道事業と同じく事業会計の決算書を作成し、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき議会の認定を求めるものでございます。
なお、決算書の構成は、さきに御説明をさせていただきました
上水道事業と同様となっておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、決算書の10ページをお願いいたします。
令和元年度の概況、総括事項を取りまとめております。
令和元年度は、北1号幹線の延伸と8.9ヘクタールで汚水管渠の整備及び下水道(雨水)整備計画に基づき、五条川小学校グラウンドの地下に雨水調整池を整備いたしました。
供用開始区域の状況につきましては、令和元年度において本町、中本町、大地町地区の6.4ヘクタールを供用開始しました。
下水道普及率につきましては、アの業務についての一番下段の表に下水道普及状況として記載をしておりますが、普及率は前年度比較0.5ポイント増加し69.6%、水洗化率は88.4%で前年度と同様でありました。
次のページをお願いいたします。
イの経営につきましては、
公共下水道事業会計予算の第3条に規定をしています収益的収入及び支出の決算額は、税込み処理方式で収入総額8億1,731万2,272円に対し、支出総額は7億8,160万7,048円でありました。この決算額を公営企業会計としての税抜き処理方式で決算を行いますと、収支差引1,671万5,231円が当年度の純利益となりました。
次に、
公共下水道事業会計予算の第4条に規定をしています資本的収入及び支出では、税込み処理方式で収入総額10億7,636万8,150円に対し、支出総額は11億8,469万7,903円でありました。収支差引で不足する額1億832万9,753円につきましては、当年度分の損益勘定留保資金と消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填をさせていただきました。
居所不明者等に係る下水道使用料9万8,050円を不納欠損処理させていただきました。
また、財政健全化指標の
資金不足比率はマイナスの27.4%であり、昨年度に引き続き
資金不足は生じておりません。
次に、ウの建設事業につきましては、五条川右岸
公共下水道事業に係る汚水幹線管渠工事及び汚水枝線管渠工事を4,122メートル実施いたしました。
また、雨水地下貯留施設等整備事業として、五条川小学校グラウンドの地下に雨水調整池1,850立方メートルの整備を行いました。
以上が令和元年度の概況となります。
次に、12ページには、さきの報告第10号で説明をいたしました資本不足比率の状況、13ページからは建設工事の概要、19ページに業務量、20、21ページには
公共下水道事業の収益と費用の決算額を記載させていただいております。
なお、移行初年度であるため、前年度決算額との比較増減は全て皆増としております。
23ページには、企業債及び一時借入金の概況、24ページには他会計補助金等の使途について、25ページには建設改良費の繰越しに関することを記載させていただいております。
決算に係る財務諸表は、1ページから8ページにそれぞれ載せさせていただいておりますので、御参照いただきたいと思います。
なお、3ページ、4ページの下段に
公共下水道事業企業会計の第4条の2に規定をしています特例的収入及び支出の記載をしておりますが、これは公営企業会計移行1年目の特例的なものとなります。
以上で、
公共下水道事業会計決算認定の説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、令和元
年度岩倉市決算審査意見書、一般会計・特別会計基金運用状況、
上水道事業会計、
公共下水道事業会計についての説明を求めます。
監査委員事務局長。
○
監査委員事務局長(佐藤信次君) それでは、令和元
年度岩倉市一般会計・特別会計・歳入歳出決算及び基金運用状況につきまして、お手元の決算審査意見書により概要の説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。
最初に、決算審査意見書の1ページをお開きいただきたいと思います。
審査の着眼点及び実施内容でございますが、令和元年度各会計歳入歳出決算書、同決算事項別明細書並びに実質収支に関する調書及び財産に関する調書について、関係帳簿、証書類及び各課から提出されました資料と照合し、併せて関係職員の説明を求めて審査を実施しました。
審査の結果、決算書等関係書類の計数は正確で、予算執行及び財産運営については適正なものと認められました。
また、基金運用状況については、基金設置の目的に従って適正に運用管理がされ、その計数は正確なものであると認められております。
次に、6ページをお開きください。
決算収支の表にありますように、一般・特別会計の収支状況は、歳入決算額249億8,655万円から歳出決算額236億6,729万円を差し引いた形式収支が13億1,926万円で、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は11億951万円となりました。
次に、同じページの財政力指数であります。
これは基準財政収入額を基準財政需要額で除して得た数値でありますが、本年度は0.81で、前年度と比較しますと0.02ポイント低くなっております。
次に、7ページをお願いします。
財政構造の弾力性を示す経常収支比率であります。これは地方税などの経常的一般財源が経常的経費にどれだけ充当されたかを示す比率であります。表にありますように、本年度は86.8%で、前年度と比較しますと1.3ポイント低くなっております。
次に、
実質公債費比率でございますが、これは実質的な公債費が財政に及ぼす負担を表す指標です。本年度は4.0%で、前年度と比較しますと0.5ポイント高くなっております。
次に、8ページをお願いします。
市債の年度末残高は、前年度より215万円減少し、116億5,743万円となっています。
次に、12ページをお願いします。
一般会計の歳入決算額は167億1,994万円で、前年度より9億1,841万円、5.8%の増収となりました。
市税の内訳につきましては、16ページを御覧ください。
固定資産税3,396万円増、都市計画税670万円増などが増収となり、個人市民税598万円減、法人市民税456万円減が減収となったため、市税全体では前年度より3,551万円、0.5%の増収となりました。
12ページにお戻りください。
市税以外の収入は98億302万円で、前年度より8億8,289万円、9.9%の増収となりました。
なお、一般会計の歳出につきましては17ページから、また24ページから27ページには特別会計の収支状況を掲載しておりますのでよろしくお願いします。
次に、30ページをお願いします。
決算審査の結びでございます。
31ページ、最後の段落ですが、市税はこれまで増収が続いているものの、令和2年に入り
新型コロナウイルス感染症の流行により経済活動の停滞が生じており、減収に転ずることが懸念される。また、市民または事業者への支援、公共施設の原則休館、行事の中止などを実施したことから、これらに伴う行財政の影響が見込まれるという先の見通せない状況の中ではありますが、今後も積極的な財源の確保に努め、事務事業の見直しにより費用対効果を意識した効率的かつ健全な行財政運営に努められることをお願いして結びとしております。
以上が令和元年度一般会計及び特別会計の決算審査意見書の概要であります。
続きまして、令和元
年度岩倉市
上水道事業会計の決算審査につきまして、33ページから説明をさせていただきます。
令和元年度の
上水道事業会計決算審査の結果につきましては、34ページ上段で述べられておりますように、審査に付された決算諸表は当事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められております。
審査の概要につきましては、34ページから44ページにわたり、それぞれ事業概要、予算執行状況、経営成績、財政状態及び資金運用状況の順に掲載しております。
公営企業会計の審査に当たりましては、経営成績、事業の効率性、能率性を中心に分析がなされておりますので、その概要について説明させていただきます。
35ページをお願いします。
施設利用率の表です。施設に対する投資効率につきましては、施設の負荷率は上昇しましたが、最大稼働率が下降し、施設利用率は前年度に比べ0.2ポイント低くなっています。
次に、38ページをお願いします。
経営比率の表です。資本の投資効率は、公営企業に投下された資本が能率的に運用されているかどうかの分析により判断しますが、今年度は営業収益が増加したものの、営業費用の増加により営業利益が減少したため、営業収益営業利益率は低下しました。
次に、40ページをお願いします。
労働生産性の表です。職員数と業務量の効率性を見る分析結果によりますと、職員1人当たりの営業収益は、データが公表されております前年度の県下の同規模団体より高い状況となっています。
次に、少し飛びますが、48ページをお願いします。
損益計算書です。本年度の損益状況は、前年度に比べ営業収益、営業外収益が増加しましたが、営業外費用は減少したものの、営業費用が増加しましたので、経常利益が前年度より706万4,000円減少し、5,515万8,000円となり、特別利益、特別損失はなかったため、当年度純利益としても5,515万8,000円の計上となりました。
次に、45ページにお戻りください。
決算審査の結びでございます。
46ページ、最後の段落の後半からですが、中長期的な経営の基本計画である経営戦略が令和2年度に策定されます。今後も漏水等の修繕だけでなく、基幹管路の耐震化や各種設備の更新等に多額の費用が見込まれますが、詳細な経営分析を行うことにより経営の効率化・健全化の現状や課題を的確に把握し、投資の在り方についてもさらなる検討を行い、効率的で安定した経営に生かされることを期待して結びとしております。
以上、令和元
年度岩倉市
上水道事業会計決算審査意見書の概要説明とさせていただきます。
続きまして、令和元
年度岩倉市
公共下水道事業会計の決算審査につきまして、59ページから説明させていただきます。
令和元年度
公共下水道事業会計決算審査の結果につきましては、60ページ上段で述べられておりますように、審査に付された決算諸表は当事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められております。
審査の概要につきましては、60ページから69ページにわたり、それぞれ事業概要、予算執行状況、経営成績、財政状態及び資金運用状況の順に掲載をしております。
なお、
公共下水道事業は令和元年度から企業会計に移行しており、前年度との比較はできないため、以降は数値の説明とさせていただきます。
64ページをお願いします。
経営比率の表です。営業収益に対する営業利益の割合である営業収益営業利益率は、マイナス153.16となりました。
次に、65ページをお願いします。
下段の労働生産性の表です。職員1人当たりの営業収益は、8,303万7,000円となっています。
次に、少し飛びますが、74ページをお願いします。
損益計算書です。本年度の損益状況は、経常利益が2,601万9,000円となり、特別損失930万3,000円を引きますと、当年度の純利益は1,671万5,000円の計上となりました。
次に、70ページにお戻りください。
決算審査の結びでございます。
71ページ2段落目からでございますが、下水道事業は整備途上にあり、これまで多額の企業債を財源に進めてきたところであり、今後も供用区域の拡大により普及率の向上は見込まれるものの、整備工事等に引き続き多額の資本投下が必要になることが見込まれ、企業債の元利償還金、減価償却費、維持管理費等の費用の増加が懸念され、経営環境は今後も厳しい状況が続くと言わざるを得ません。令和2年度には経営戦略が策定されることから、詳細な経営分析を行うことにより経営の効率化・健全化の現状や課題を的確に把握し、投資の在り方についてもさらなる検討を行い、効率的で安定した経営に生かされることを期待して結びとしております。
以上、簡単でございますが、令和元
年度岩倉市
公共下水道事業会計決算審査意見書の概要説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第86号「岩倉市道路線の廃止について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 議案第86号「岩倉市道路線の廃止について」説明をさせていただきます。
当議案は、道路法第10条第3項の規定に基づき岩倉市道南641号線を廃止するものです。
廃止理由としましては、当該路線の一部を隣接する企業に売却することとなり、路線から売却区間を除外するため一旦廃止するものでございます。
廃止する路線の整理番号、路線名、起点、終点につきましては議案に記載のとおりでございます。
また、場所につきましては次ページの別紙、廃止路線図を御参照いただきたいと思います。
説明は以上となります。よろしくお願いをいたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第87号「岩倉市道路線の認定について」の説明を求めます。
建設部長。
○建設部長(片岡和浩君) 議案第87号「岩倉市道路線の認定について」説明をさせていただきます。
当議案につきましては、道路法第8条第2項の規定に基づき、市道南641号線を認定するものです。
認定理由としましては、さきの議案で廃止をお願いしました路線のうち、企業に売却する部分を除いた区間を改めて認定をするものです。
認定をする路線の整理番号、路線名、起点、終点につきましては議案に記載のとおりでございます。
場所につきましては、次ページの認定路線図を御参照いただきたいと思います。
説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○議長(梅村 均君) 続いて、議案第88号「愛知県市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」の説明を求めます。
総務部長。
○総務部長(中村定秋君) 議案第88号「愛知県市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の減少及び規約の変更について」説明をいたします。
提案理由につきましては、令和3年3月31日をもって愛知県市町村職員退職手当組合から尾張市町交通災害共済組合を脱退させることに伴い、愛知県市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数を減少させ、規約の一部を変更することについて、議会の議決を求めるものでございます。
1枚おめくりください。
改正内容について説明をいたします。
組合を組織する
地方公共団体を掲げております別表第1及び組合議会の選挙区を定めております別表第2の3区の選挙区において、「北名古屋水道企業団 尾張市町交通災害共済組合」を「北名古屋水道企業団」に改めるものでございます。
附則の第1項は、この規約は令和3年4月1日から施行するものとし、第2項ではこの規約による変更後の愛知県市町村職員退職手当組合規約別表第2の規定は、令和3年4月1日以後最初に実施される議員の選挙から適用することとしております。説明は以上です。
○議長(梅村 均君) 以上をもって、議案第73号から議案第88号までの
提案説明を終わります。
本日はこれをもって散会いたします。
次回は8月31日午前10時から再開いたします。御苦労さまでした。
午前11時32分 散会
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